EDRとCDR
最近朝夕涼しくなってきて仕事がやり易くなってきました。
さて先日とある資格を取得する為に福岡へ2日間研修へ参加してきました。
何かといいますとCDR認定テクニシャンです。
CDRと聞きますと音楽をCDに書き込むのかと思われがちですが
CDR(クラッシュデーターリトリーバル)と言って皆様が乗られている車にはEDR(イベントデータレコーダー)が装着されています。
飛行機で言うブラックボックス。
事故が起きた時、車が暴走して事故などがあった時にEDRに車両の事故の前後5秒間が記録されます。
それのデーターを抜き出す作業を行なえる資格となります。
我々テクニシャンはデーターを抜き出した後にアナリストへ送ってデータの解析をして頂きます。
その中にはアクセル開閉度、ブレーキを踏んでるか踏んでないか、どこで踏んで離したか、イグニッション回数など様々なデータが残されています。
我々テクニシャンが見れる範囲ではクラッシュデータが見れます。
そこで活用できるのが中古車などの状態として事故歴があるのかないのか。
例えば前後に何回、サイドに何回のようにクラッシュデータが入っているかが見えるので、おおよその予測が経ちます。(注)軽微な事故ではデータは残りません。
これからの時代に透明性を持つ為には必要不可欠になってくるのではないかと思い、まずは資格だけ取得しておきました。
データを抜き出すには機械が必要になるのでまだ当社のサービスとしてはご提供できませんが、どこかのタイミングで導入して違った角度からの安心をご提供できるよう努めていきます。
とても良い研修でした。